2011年度後半のアワード

http://www.shogi.or.jp/topics/2012/04/-2442.html

第39回将棋大賞が決まる!
平成24年4月2日(月)、東京・将棋会館で将棋大賞選考委員会が開催され、第39回将棋大賞の各賞受賞者が別紙のとおり決定いたしました。

最優秀棋士賞は羽生二冠。渡辺は次点の優秀棋士賞となった。
さすがに王者羽生が5年連続の受賞。なにかもうしょうがないとしか言えない。
棋戦の成績だけではない別の高みに立っているという別格感が凄まじい。

渡辺は羽生王座を破り自身初の二冠になるも、もう一押し目立つ活躍が欲しかったところ。NHK杯優勝で羽生と互角ぐらいの評価か。
竜王8連覇は凄い記録のはずなのだが、不思議と渡辺が圧勝してしまうのであまり評価されないような気がする。
なかなか訪れない渡辺時代、今年度一層の活躍を期待したい。

名局賞は第24期竜王戦第4局。受賞理由はまだ不明だが、取れる角を取らない妙手、128手目△5二桂の中合など見どころが多かったということだろうか。
2011年11月24、25日 七番勝負第4局 渡辺明竜王 対 丸山忠久九段|第24期竜王戦

では2011年度後半の個人的アワードを。

最優秀朝食賞 第24期竜王戦第4局2日目朝食 丸山忠久九段 「ふぐちり」

竜王戦中継plus : 丸山九段の朝食
奇しくも名局賞と同じ第4局というのが素晴らしい偶然。
山九段特別賞にはトロピカルフルーツ3種類、キウイ、パパイヤ、マンゴーが選ばれた。

最優秀コンピュータ棋士賞 ボンクラーズ

電王戦のみならず、将棋倶楽部24での人間蹂躙ぶりが素晴らしかった。コンピュータの進化の前にはもはや人間に勝ち目はないのか。名前がかわいいのが良いよね。

最優秀解説賞 遠山雄亮五段 ボンクラーズの解説

【将棋】「ボンクラーズ」を遠山雄亮五段が徹底解剖part1【電王戦】 - ニコニコ動画
お遊びではなくガチの解説。たっぷり2時間半、見事な構成、この番組無しで電王戦は語れないだろう。

放送(事故)特別賞 電王戦プレマッチ 敗戦後の気まずい雰囲気

将棋電王戦プレマッチ〜米長邦雄永世棋聖が「将棋倶楽部24」でボンクラーズと早指し対局
あまりの惨劇を前に人は何が出来るのか。自分にはひきつり笑いをすることしか出来なかった。
そんな中会長に果敢にもバトルを仕掛ける伊藤英紀氏のプロレスラーぶりも記憶に残る。

生放送新人賞 ハッシー

【将棋】shogi-bar【ハッシー】-ニコニコミュニティ
棋士とは何かを問い続け、道無き道を行きついにA級生主へ。名人生主ハッシーは誕生するのか。
将棋は指すだけではなく、コミュニケーションの手段でもあるということを教えてくれる。

最優秀煽りPV賞 電王戦告知PV (ニコニコ動画

【ニコニコ動画】【米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ】プロ棋士 対 コンピュータ 将棋電王戦 告知PV
この棋士たちのインタビュー映像、前番組とこのPVでしか使われなかったのだろうか。フルで見たい。
他の棋戦もこのスタッフに頼んでプロモーションビデオ作ってもらえばいいのに。


ぱっと思いつくのを書いてみたがニコニコ関係が多い。電王戦はやっぱり印象に残ったんだな。他にも色々ありそうだけどまあとりあえずこんなもので。つまらなくてすみません。