「また上がればいい」を読んだ

将棋世界5月号購入。とりあえず藤井の降級を描いたB級1組ドキュメント「また上がればいい」だけ読む。お・・・重い・・・けどこれは最高の将棋文学だね。感動した。
対局前のインタビュー取材が素晴らしく、藤井九段の今期のいろいろな本音が聞ける。また行方八段の最終局に望む言葉も印象的で、棋士が対局に際して考えていること、また棋士の人間的な心情の部分がよくわかる内容だった。
それにしてもあのキツイ言葉を吐けるくらいだから行方八段と藤井九段は本当に仲良しなんだろうな。そして藤井九段の復活を一番願っているのは行方八段なんだろう。そんな二人が最終局で戦うとは不思議なめぐり合わせだなあ。