電王戦第4局

電王戦第4局はまさかの持将棋で規定により引き分け。塚田九段が入玉から粘りに粘って24点をもぎ取り、負けの将棋を200手を超えて引き分けに持ち込みました。

終局後のインタビューで「負けと思われてたか?」との質問に、思わず嗚咽を漏らして涙を見せた塚田九段。ずっと苦しかったんですね。ここまでの執念があるとは。絶対に負けられない思いが伝わって、あの瞬間見ているこちらも泣いてしまった・・・今大会屈指の名シーンだったと思います。ああまだ感動してる。あのシーンまでお笑いを見てるモードだったのになあ。

これで人間側の1勝2敗1引き分け。団体戦の決着は最後の三浦八段とGPSの勝負に持ち越されました。正直この展開は奇跡的。塚田九段の頑張りが三浦八段に伝わるといいですね。