竜王戦と王将戦プレーオフの結果

竜王戦は渡辺竜王の勝利で8連覇。4勝1敗で防衛。まあこれは順当な防衛に思えます。第3局は勝ちを拾った形に思えるから実質はストレート負けに近いものがあったと思います。
渡辺竜王が強いのか、丸山九段の作戦に問題があったのか、ほとんどの将棋で序盤から差がついてしまってハラハラドキドキの終盤、という感じにならなかった印象がありますね。
何かドラマというか盛り上がる展開もなかったか・・・うーん。思い出すのは食い物のことばかり・・・。
角換わりばかりというのはこれはこれで面白かったですけどね。丸山九段得意の角換わりでもタイトル取れる感じは全く無かったのは意外に思えました。スペシャリストのはずなんですが・・・丸山九段にしてタイトル戦のプレッシャーとかがあったんでしょうか。

以下妄想
丸山九段の敗因は後手番で積極的に良くしようとした手が裏目に出たこと。後手番は相当不利と丸山九段は考えていて、少し無理な手を指し、そこを竜王に的確に咎められた。そうなると丸山九段の誤算は先手番で勝てなかったこと。第2局と第4局の形を丸山九段は崩せなかった。難しくて素人にはわからないが、角換わりならではのドラマはあったのかもしれない。