電王戦本が出るそうです

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第1回電王戦の創設から戦いまでを米長邦雄永世棋聖自身が振り返った新刊本。
勝っていたなら「われ勝てり」だそうです。

さわやか日記

米長邦雄VSボンクラーズ 〜われ闘えり〜」のほうがインパクトあって良いような・・・悪いような。

△6二玉は対ボンクラーズの戦法としては最善手、しかし米長永世棋聖にとっては悪手だった、というのが自分の意見なんだけど、そのへんはまあどうでもいいですね。
いかにしてこの作戦にたどり着いたか、という点が興味ある所。

他の疑問点として

  • 定跡外しでボンクラーズの駒組みミスを期待したのか。
  • 最もうまくいった場合は入玉で勝つつもりだったのか。
  • △6二玉に▲2六歩と飛車先を突いてきたらどうしたのか。
  • 千日手になっていた場合、先手での作戦は用意していたのか。

などがあります。

この本ではそういうところも書いてあると嬉しい。

もう一回ボンクラーズと再戦して△6二玉を指してくれると色々わかると思うんだが・・・リベンジマッチやらないかな。

1月27日追記

クローズアップ現代とか: A級リーグ指し手1号
によるとこの本の執筆にあたり、ボンクラーズ側の読み筋とかは取材されていないとのこと。まあなんというか、車とランナーの例えを出している割には・・・という気がしますが、第三者の視点から見た本は別な所で出るでしょうからこの本はこの本で面白いものになると思います。