将棋世界7月号を読む
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2012/06/02
- メディア: 雑誌
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勝又教授の矢倉講座を読む。今年の名人戦を観る上でこの知識は欠かせない。とはいうものの、やっぱり理解するのはなかなか難しい。何回も読まないとだめだ・・・。
一読した感想としては矢倉の現状はなんだかものすごく細かくなっている印象。超速3七銀の回を読んだ時にもそんな感じを受けた。最前線の勝負のシビアさは当然だけど、最善手の追求の結果、なんだか将棋のバリエーションが少なくなっていくような不安も感じる。まあ毎年こんなことは言われ続けていることだろうから、何を今更ではあるが。
付録の新手・ポカ・妙手選は相変わらずの面白さ。プロは本当にびっくりするような手を指すね。どんな頭をしているんだか・・・
そういえば付録にも本誌にも勝又教授の二手指しの反則については書かれていなかったなあ。ちょっと残念。
2ch名人 : 新トイレシステム誕生! 勝利も掴み取る!
中村太地六段が表紙。すっきり爽やかしすぎていて勝負師としてのふてぶてしさが足らん!とか書いてみたり。いやいやでもこういうタイプの棋士もいるんだなあ。すごいね。棋聖戦ではもしかしたらのもしかしてもあるかもしれない。願わくば潰されませんように・・・
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ニコニコ生放送 棋聖戦第1局 6月6日(水)
【将棋】第83期棋聖戦五番勝負第1局 羽生善治棋聖vs中村太地六段
あっ、こっちはタイムシフトが出来るよ!
名人戦先手勝ちすぎというか終盤まで互角の勝負が無いじゃん問題というのはどうなんだろうか。うーん。まあこの二人特有の問題なのかたまたまなのかはわからないけど、あまりにも続きすぎているのは確か。このまま後手番で勝てないようだと今後戦略としての千日手狙いが出てきたりして。もちろん冗談だけどこれも将棋の進化と言えなくもないな・・・