「羽生の5手詰め」読了

ムック本「羽生の5手詰め」読了。マガジン・マガジン社、本体762円。

5手詰の詰将棋が81問+実戦詰将棋3問、その問題の合間合間にバトルロイヤル風間の4コマ漫画や羽生へのインタビュー「最強棋士が語る『名人』」という読物が載っている。それとページ下部に名棋士列伝という3行程度の棋士紹介コーナーがある。羽生は監修という肩書き。

5手詰は基本の手筋から始まってだんだん難しくなっていく構成。1ページに一問、裏に正解図と失敗図、もしくは参考図があり初心者向けに見やすくわかりやすい解説になっている。

棋士列伝の丸山九段の紹介では朝からふぐちりを食べる健啖家、深浦九段の紹介では「恋愛流」の解説と、将棋界に詳しい人が書いているようで面白く思った。

問題数は81問+実戦詰将棋3問と詰将棋本としては若干少なく感じるが、解き終わってみれば十分満足のいくボリュームに感じた。難易度は初心者の方がやるのにはちょうどいいのかなあ。

コストパフォーマンスを意識する人もいるだろうから、ラスト10ページくらいは問題掲載数を1ページ2問に増やすとかしてお得に見せる方法もあるかなと思った。1ページ1問は見やすくていいんだけどね。

色々工夫がされてて初心者の方にもとっつきやすい詰将棋本だと思います。

羽生の五手詰 (SUN MAGAZINE MOOK)

羽生の五手詰 (SUN MAGAZINE MOOK)