「金とく」の感想

「金とく」を見たのでその感想。
http://www.shogi.or.jp/topics/2012/10/nhk-6.html

番組の内容は、

大橋家の子孫所有の資料から見る当時の大橋家の暮らしぶり
八代弥四段とザブングル加藤の目隠しハンデ対局
十代将軍徳川家治の将棋の棋譜
大局将棋の紹介
北尾まどか女流の精力的な活動のレポート
カロリーナの女流王座戦の模様

などなど色々バラエティーに富んでいて面白かった。中でも徳川家治が将棋好きだという話は知らなかった。
徳川家治 - Wikipedia
出演した増川宏一氏によれば将棋好きだった将軍は家康を除けば十代家治だけとの説明。八代吉宗も好きだったような気もするけど家治ほどでは無かったということだろうか。詰将棋集まで出すというのは本格的。ウィキペディアの記載によると政治は田沼意次に任せて自分はノータッチというところがなんとも面白い。この田沼時代の評価は現代では見直されているんだったかな。将棋でつちかった用兵術で家治は田沼の能力を見抜き重用したのかも・・・そして自分は穴熊に・・・なんてことを思った。

他には北尾まどか氏がカロリーナの女流王座戦の対局のために服を買ってあげてたのが印象に残った。将棋が好きということでここまで親密な関係になれるというのはいいですね。その買ってもらったスーツを着てクルッと回ってポーズを決めるカロリーナ。貴重な映像だ。
また大局将棋は実際に指すものではなく装飾用という紹介だった。そうなのか。

自分はザブングル加藤の「悔しいです!!」が大好きなので、久々に3回ほど見れたのが一番良かったりして。関係ないけどあれの元ネタは「スクールウォーズ」なのだろうか。うーむ古い。「悔しいです!!」は誰かNHK杯棋士がやってくれると嬉しいです・・・(難易度高そう)